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産みの苦しみ 

天気の回復とともに水温が上昇し、透明度も戻って来た。
15日の夜には阿嘉島で待望のサンゴ産卵が見られ、マジャの浜の
70%近いミドリイシが産卵したらしい・・・
らしいというのは翌日まで知らなかったからです。(早寝したから)
その2~3日前には被覆状のコモンサンゴというのが産卵し、
期待していたけどなかなか産まなかった。
サンカクミドリイシ産卵

天気の回復とともに水温が上昇し、透明度も戻って来た。
15日の夜には阿嘉島で待望のサンゴ産卵が見られ、マジャの浜の
70%近いミドリイシが産卵したらしい・・・
らしいというのは翌日まで知らなかったからです。(早寝したから)
その2~3日前には被覆状のコモンサンゴというのが産卵し、
期待していたけどなかなか産まなかった。

阿嘉島では、毎年小学3~6年生までの児童の総合学習「サンゴ産卵観察会」をやっていて、協会でお手伝いをさせてもらっている。
今年の産卵想定が11~17日となっていて、石垣が例年より早かったのと奄美大島でも早く産んだので自分達は12~14日でやるのではないかと思っていた。
大雨、赤土流出、水温低下・・・悪条件ばかりが揃っていくし・・・ちっとも産まない。児童も親も段々と気持ちがなえていくのが手に取るように判るのが辛かったけど想定した日程内でやらなければ「無し」。
これが一番辛いことだ。

毎日待機体制で疲れも出る。
そんな中とうとう最終日を迎えてしまったわけだ。
前日に70%産んでいる情報は島中を駆け巡っているので、自信はあったけどAMSL谷口主任研究員の○印が出るまでは、
やはり不安ではあった。

6:20ごろ現場へ行ってみると、前日までの人だかりがウソのように少ない。昨夜大量に産み、ほとんどのミドリイシの産卵が
済んでしまったからである。
  *観察対象のウスエダミドリイシが産むと
   その晩に他のミドリイシが産卵する
何だかカンだと冷たい世の中である。
谷口氏のサイン待ちがしばらく続き、6:30過ぎ待望の○が出たのであった。各自が各連絡網に連絡を入れ、いよいよ本番となった。

昨夜は天候にも恵まれて暖かく水温も高いのでストレスも最低限で済むので安心。先にダイバーが各班のブイ下のサンゴを観察し、産卵直前で一斉に泳ぎだすという至ってシンプルで確実な手法を用いた。
フィン・マスクを着けて待機すること数分、ダイバーのライトが縦に大きく揺れた。「それ行け」とばかりに目標のブイ目指して泳いでいく。みんな凄いスピードで泳ぐ。
早々と到着するが、「止まっちゃった」。・・・ガクッ。
暫らくすると隣の2班ブイが産み始め1班ブイも産んでるようだ。
取り合えず2班のブイで見ちゃえ!ってなもんで2班ブイへ行く。
と、我々の3班ブイが産み始めたので3班を呼び寄せて観察すると我々3班のが1番見事に産卵しているではないか。しかも、2個体のサンゴで見事な産卵が見られた。
その後10分程度であったがサンゴの産卵シーンをライブで観察し
サンゴが出す無数のピンク色の小さい粒に感動した。
 
一時は危ぶまれた観察会も最終日に産卵し、事故も怪我なく
子供達も親も先生も、関わった人全員が満面の笑顔でサンゴ産卵
観察会を成功させることができた。
中心的役割を担っていたので正直ほっとした。
やきもきしていた週半ばは「来年はもうやめような」と思っていたけど
みんなの嬉しそうな顔を見ると、また来年もやりたくなるね。
サンカクミドリイシ産卵

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